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旧宮家養子縁組プランの妥当性を検証する基礎的なメモ
政府が国会に検討を委ねている旧宮家系子孫の養子縁組プランが妥当か否かを判断する場合、 最低限、以下の事実を踏まえる必要があるだろう。 ①憲法は皇位の「世襲」による継承を求めている。 世襲は親から子への受け継ぎを軸とした血縁による継承を意味し、男性·女性、男系·女系を全て含む...
高森明勅
8 時間前読了時間: 5分


宮中正月行事の1つ「講書始」の講義原稿は1年以上前に完成
今年の1月10日に皇居·宮殿「松の間」で行われた「講書始の儀」は、例年にも増して注目を集めた。 日本古代史と衣服史がご専門で大阪大学名誉教授の武田佐知子氏が、次代の天皇としての期待感が高まっている敬宮殿下もお出まし席で、歴史上の「女性天皇」についてご進講されたからだ。...
高森明勅
6 日前読了時間: 3分


皇居勤労奉仕で畏れ多くも天皇陛下のご会釈を賜った
このところブログの更新が滞ってしまった。 近況の一端を記しておこう。 3月4日〜6日、皇居勤労奉仕。 奉仕の期間中は毎朝、午前4時に起床した。 ご奉仕のメンバーは現役の大学生を含め、20代·30代の若者達。私だけ少し(?)年齢が離れている。彼ら彼女らは、ご奉仕を控えて2月2...
高森明勅
3月12日読了時間: 5分


女性皇族が婚姻後も皇籍保持、配偶者と子の身分は棚上げ?
政府が画策している皇族数の目先だけの減少対策について。先頃、驚くべき情報に接した。 その中身はにわかに信じ難い。だが、ソースの信頼性と、これまでの政府のやり方からすると、全くあり得ない話ではないだろう。そこで、ここに紹介しておく。...
高森明勅
3月2日読了時間: 3分


天皇誕生日を振り返り皇室に「穏やか春」が訪れることを願う
2月23日は天皇陛下の65歳のお誕生日だった。心からお祝いを申し上げる。 終日、雨に祟られた昨年と違い、快晴の一日だった。 昨年の一般参賀での光景は、拙著『愛子さま 女性天皇への道』 (講談社ビーシー/講談社)で取り上げた(183ページ〜)。...
高森明勅
2月26日読了時間: 5分


敬宮殿下のお誕生日、23本目のリボンは白色
昨年12月1日、敬宮殿下23歳のお誕生日。 この日の情景が次のように描写されている(「文藝春秋」令和7年2月号)。 「23歳になった愛子さまだが、この日の夜、帰宅するとダイニングテーブルの上に、両陛下からのプレゼントがメッセージカードとともに置かれていたという。...
高森明勅
2月20日読了時間: 2分


悠仁殿下までの皇位継承順序の固定化は法制度として不可能
衆参正副議長の呼び掛けにより、国会を構成する全政党·会派を集めた全体会議が再開された。 少しでもまともな合意に達することを願う。 その際、額賀福志郎·衆院議長らが「天皇陛下から秋篠宮殿下へ、更に悠仁親王殿下に至る 現在の皇位継承の順序を忽せにしない」という合意を得ようとして...
高森明勅
2月12日読了時間: 3分


憲法の意思、国民の意思、皇室の意思に背く旧宮家養子縁組案
皇位継承問題について菅野志桜里氏が、憲法の意思、国民の意思、皇室の意思から余りにもかけ離れている国会の現状を、鋭く批判されている。まさに正鵠を射た指摘だ。 ここで思い起こされるのは、旧宮家系子孫男性の養子縁組プランを推進して来た竹田恒泰氏の発言だ。...
高森明勅
2月5日読了時間: 3分


野田佳彦内閣おける「女性宮家」創設を目指す動きの内幕
野田佳彦内閣の当時、「女性宮家」の創設を目指す動きがあった。 その内幕の一端について、近刊の笠原英彦氏『皇室典範ー明治の起草から現代の皇位継承問題まで』(中公新書)から紹介する。 「野田首相によれば、『当時の羽毛田信吾·宮内庁長官から、皇族数の減少に対する危機感が伝えられた...
高森明勅
1月30日読了時間: 3分


令和7年歌会始での御製、御歌、詠進歌の中から
令和7年1月22日、新年恒例の「歌会始の儀」。お題(勅題)は「夢」。 敬宮殿下の御歌。 我が友と ふたたび会はむ その日まで 追ひかけてゆく それぞれの夢 常陸宮妃·華子殿下の御歌。 御即位の 儀式始まり 絹ずれの 音のみ聞こゆ 夢のはじめに...
高森明勅
1月27日読了時間: 2分