天皇陛下の伊勢の神宮へのご親謁。
本来なら、ご一代に一度(ご譲位があればその時も)の重要儀式なので、天皇・皇后両陛下にそれぞれお供の男女の皇族が、従われるはずだった。
平成の時は、上皇陛下のお供に秋篠宮・高円宮両殿下、上皇后陛下のお供には秋篠宮妃・高円宮妃両殿下が、それぞれ当たられた。
昭和の時も、秩父宮殿下等がお供。
しかし、令和ではゼロ。
皇室の現状では、女性皇族がお供をされるのに特に支障は無い。しかし、男性皇族の場合はそうはいかない。皇后陛下にだけ、女性皇族のお供が従われるという、不均衡は避ける必要がある。その為、結局、お供の皇族が“ゼロ”という形にせざるを得なかった。
男性皇族の減少は、既に様々な場面で、皇室の姿を変えつつある。
女性皇族も今の制度のままなら、お若い6方の内親王・女王方は早晩、ご結婚のご慶事と共に皇室を去られる事になるはずだ。