昨年、10月10日にわが郷里・岡山で開催されたゴー宣道場の際、衆院選を控えたタイミングだったので、選挙戦の最中こそ、有権者が候補者に自らの意思を明確に伝える、
貴重なチャンスであることを訴えた(選挙期間中と言えば、ややもすると候補者が有権者に支持を訴える“一方通行”だけを連想する人が多いが、むしろ有権者が候補者にストレートに国民の意思を伝える絶好の機会なのだ!)。
これに対して、私の予想を遥かに越える多くの人たちが、勇気を奮って皇位の安定継承の為に、実際の行動に踏み出してくれた。
特に、それぞれの体験がネット上で共有され、より効果的な実践の輪が拡大して行く様子は、感動的だった。
今回の参院選は、選挙後に、肝心な皇位の安定継承への取り組みを又々先延ばしして、当事者の方々に不自然な制度を押し付け、皇室の聖域性を大きく損なう政府案が、そのまま実現しかねない-という崖っぷち。
これに対して、国民がどれだけ皇位の安定継承を目指す真の解決策を望んでいるかを直接、候補者に伝える取り組みが、既に開始されている。
政治家の無関心こそが、目の前の危機を招き寄せた最大の原因であることを思えば、非常に心強いボーカル・マジョリティーの胎動だ。
6月24日19時の集計で、早くも全国21都道府県から55件の実践が報告されている。候補者本人又はその関係者と“直(じか)に”会って、国民として真剣な願いを伝える。そうした行動が持つ迫力、説得力は、決して侮れない。これが更に拡大して行くことを願う。
各地の熱意ある取り組みのご本人による報告は、以下のサイトを参照。
追記1
プレジデントオンラインの連載「高森明勅の皇室ウォッチ」今月分は、去る24日に公開された。
同記事は同日、Yahoo!にも公開されている。
追記2
現在、私は上記の「プレジデントオンライン」と「カレント」(紙媒体)に連載を持っているが、
新しく「The Tokyo Post」(菅野志桜里編集長)でも毎月、原稿を書くことになった。
追記3
今年も皇居勤労奉仕を希望していた。だが、9月・11月、2回の応募がどちらも抽選もれだった。
残念。又、有志による「気まま奉仕」に切り替えるしかない。