12月19日、額賀福志郎衆院議長は議長公邸に立憲民主党などの幹部らを招き、海江田万里衆院副議長と共に皇位継承問題を巡り、会談を行った。
立憲民主党からは野田佳彦·馬淵澄夫両衆院議員が出席された。
そこではNHKをはじめメディアが報じた内容よりも、もう少し踏み込んだやり取りもあったようだ。
政界は「一寸先は闇」と言われ、岸田文雄内閣は苦境が続いているが、国会関係者のスケジュール感としては、来年の通常国会の間に「立法府の総意」をまとめ、法案化に繋げたいという意向らしい。
勿論、大きな政治変動があるかも知れないので予断を許さないが、来年の前半には一先ず政治の場における決着を迎える可能性が浮上している。まさに正念場だ。
今回の会談の具体的なやり取りを見ると、立憲民主党内の最終的な意見集約がどのような形になるか不安が残るものの、やはり野田·馬淵両議員の役割は大切なものになりそうだ。
国民として政治プロセスへの働き掛けを行う場合、差し当たり上記のスケジュール感を頭に入れておく必要があるだろう。