皇太子殿下は9月7日から15日まで
フランスを公式訪問された。
日仏友好160周年という節目の年にあたり、
同国政府からの招待をお受けになったからだ。
現地では幅広い歓迎を受けられ、
人々に多大な感銘を与えられた。
両国の友好親善に大きな貢献をなさって下さった。
ご帰国翌日の16日、殿下は雅子妃殿下と共に、
東京ビッグサイトで開催された国際水協会(IWA)
主催の世界会議・展示会の開会式にお出ましになった。
英語のご挨拶では
「歴史から学んだ知恵と現代の優れた技術を併せて
活用し、国際社会が連携して行動することが求められ
ています」と述べられた。
西日本豪雨なども例に出され、
「水に関わる災害への対応も国際社会が取り組むべき課題」とされた。
長年、水の問題に取り組んでおられる殿下のスピーチは、
100ヵ国以上からの参加者に権威ある発言として受け止められたようだ。
フランスご出発前の記者会見では以下のように述べておられた。
それが、どのような内実を持つかを、
早速、示唆されているかのようだ。
「次世代の天皇像に関して…
陛下のこれまでのなさりようを踏まえ、
それを基礎として、日本の、そして世界の人々の
幸せを祈りつつ、自分に何ができるかということを
常に真剣に考えていきたいと思います」と。